劣勢の最中、憲兵のお腹
まーじで寝込んでいた。
ワクチンを接種してから、リンパが腫れてリンパ節炎になった
微熱と頭痛と倦怠感が止まらず、せっかくの4連休も初日のみしか遊んでない…
いやまん防だから遊ぶなっつー話だが
ワクチンこえぇーー
効果がある、そう思いたい
先日地震がありましたね
結構デカい地震でしたね
俺はやっぱり3・11を思い出しましたよ
重い話にはなりますが、当時俺は山形の実家にいて、被害こそ少なかったけどモロに被災地という感覚を味わった
宮城や福島、岩手に比べれば軽傷だったけどね
でも、夜になると真っ暗な街、朝になると避難民が市営体育館になだれ込み、日中のスーパーは品薄で営業していないに等しい状況
災害という二文字に打ちのめされて、被災地真っ只中の友人とは連絡が取れず、むしろ携帯が使えず…
不安感と悲壮感、絶望感の中でまるで自分も震災の最中にいるような錯覚に陥った
とにかく電気も水道もガスも使いたくなかった
ライフラインは全部被災地に回してほしかった
無事な位置にいる自分の安全を誰かに渡したかった
そして、やっぱりだけど、自分の友人や親戚だけでも助かってほしいと祈った
小さい人間かもしれんが、やっぱそうなのよ
極限の状態では思考は手が届く範囲でしか考えが至らないし人間は聖人ではないのよな
そんな自分に不思議と嫌にはならなかった
見ず知らずの誰かを確実に救えるほど大それた力は無いし、そんな神様みたいな存在になりたいとも思ってねーんだよな
あの頃は心が擦れてた時期でもあったし俺自身も救えねーんだけど、誰か1人でもいいから助かってほしいって漠然とした想いはあった
ある日、原付に大量の荷物を乗せた男性が実家の前をノロノロと走ってた
ナンバーは福島、恐らく被災地から避難してきた1人なんだろう
なんだか泣きそうになった事は覚えている
自衛隊の車がひっきりなしに通る
季節は春を迎えて雪が溶け始めているのに、寒さが消えない
他人事なんてあり得ないけど、いつの間にか他人事になる
生きる気持ちに必死であれば、落ち込む暇なんてない
全部蓄えてでっかいクソに消化してやろう
やがてそのクソは肥料となり芽が出て花が咲くんじゃ…
綺麗な花が咲くんじゃ…
という感じで最後はいつもの俺でした